ゲーム以外の雑記(井上明人)

最近は、ほとんどキーボードの話をしています。

キーの重たいキーボード

知り合いにの強い打鍵感のキーボードが好きという人が何人かいるので、知ったのだが

Unicompキーボードというものがあるらしい。

 

donkeyboard.livedoor.blog

 

Unicomp, Inc.: Frequently Asked Questions

詳細スペック的には、こういうことらしい。

  • Classic: 1.99 kg (4.4 lbs.)
  • UltraClassic: 1.7 kg (3.6 lbs.)
  • PC122/Emulator: 2.3 kg (5.1 lbs.)
  • Key switch technology : Buckling spring
  • Distance Between Keys: 19mm (0.75")
  • Maximum key travel: 3.8mm
  • Peak travel force: 72gms ±20gms
  • Key switch life: 25 million
  • Cable length : 1.8m ±.15 (6ft ±.5)

 Peak travel forceが、72gms ±20gms というのはだいぶ重たい。黒軸よりキツイ。

 重たいというだけでいえば、シリコン系のキーボードとかも、重たくはあるけれども、荷重特性(force curve)とかがどうなっているのかをちょっと見てみたい。たぶん、親指シフト系の打鍵の人は、だいたい軽いやつが好きな人のほうが多いとは思うが。

長時間のテレワーク時に発生する耳の問題をどう解決するか

 最近、一日の間に10時間以上、ヘッドセットをつけている日というのが、ちょいちょい出てきている。

 今日も、朝7:30から会議で、いくつか休憩をはさみつつ、深夜11時ぐらいまで、ZOOMやらGoogle Meetやらが続くのだけれども、まあ、普通に疲れるのだが、より具体的な問題として、耳が蒸れる

 どう解決するかということを考え中ですということのメモ。

 

解決方法(1):マイクのみ口元、音はスピーカーで

 かなり、ポピュラーというか根本的解決としては、長時間の会議の場合は、音はイヤホンではなくスピーカーにしてしまうというのが、まあできるなら一番簡単な解決だろう。

 これは、特に言うことはないが、

  • 場合によっては、ハウリングが起こる
  • 家族から苦情がある

 等の問題で、この解決をとれないという人は多いだろう。

 独身の一人暮らしでも、壁の薄い家に住んでいると、隣の家から苦情がくることも、まあ、あるだろう。

 

 

解決方法(2)安いヘッドセットが意外と耳の通気性が良い

 基本、iPhoneのイヤホンマイクを多めに利用していたのだが、たまたま職場にいるときに、手元にイヤホンマイクがないタイミングがあり、間に合わせでエレコムの2000円ぐらいのヘッドセットを買ったのだが、これが意外によかった。

 

 

 まあ、音声の質などはぜんぜん大したことはないのだが、この手の作りの安いヘッドセットの利点として、耳の部分の密閉性が雑なため、意図せざる結果として、耳まわりの通気性が良い

 もっとも、いろいろと作りが安いので難点もある。

 何よりも、耳への圧迫がやや強めに作られているのが悩ましい。耳の上にかぶせるように装着していると、蒸れない代わりにちょっと痛くなってくる。とりあえず、耳にダイレクトに被せないようにするなどといった解決によって、とりあえずごまかして運用はできるのだが、正直、ちょっと痛い。

 

解決方法(3)ウェアラブルネックスピーカー

 

スピーカーと、イヤホン/ヘッドホンの中間ぐらいのソリューションとして、ウェアラブルスピーカーというのが最近はある。

まあ、ありっちゃあり。

スピーカーの聞こえる範囲が限定されるということなので、まあ、ウェアラブルな音の小さいBluetoothスピーカーだと言う感じがある。

 

 

解決方法(4)骨伝導系イヤホン/ヘッドホン

 

これにはまだ手を出していないのだけれども、耳が蒸れる系の話の解決の最有力候補の一つとして、骨伝導イヤホン/ヘッドホンというのは、まあ、あるよな、という感じ。

 

 

これもまあ、わるくはないと思うが、一つ一つの商品がけっこうな値段がするので、ちょっとお試しで、という感じになりにくい値段。

 

スタパ齋藤さんの下記の記事によれば(1)耳のあたりがちょっと「こそばゆい」(2)音漏れはある (3)音質が良いわけではない という三点が気にならなければおすすめとのこと。

テレワークの「耳痛」問題は骨伝導イヤフォンで解消だゼ!!! - ケータイ Watch

正直、長時間利用となると、一点目の「こそばゆい」という点だけ気になるところ……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「すでの持っている本」の一覧のエクスポート/インポートをしたい

 ふだん、使っている書籍の発注サイトが今月から使えなくなるので、別のサイトから、発注するようにしてほしい、と大学生協から言われた。

 まあ、とくに構わない……と言えば、構わないのだけれども、ちょっとだけ不満はある。

 それは、「この本はすでに購入したことがあります」というアラームの設定がリセットされてしまうことだ。書籍の発注サイトが変わるとこういった履歴データの移行ができないことが多いので、正直不便である。

 もちろん、amazonのみ使用していれば、こういう問題はないのだが、思想信条的に、amazonの利用はなるべく控えようと思っており、なるべくamazon以外の方法での購入をファーストチョイスにするようにしているので、amazonに一本化するという案は自分としてはナシである。

 「すでに持っている本の一覧」みたいなデータは、かなり重要な個人情報でもあるので、扱いが難しいタイプの情報だろうとは思うのだが、データをそのままエクスポート/インポートさせてくれると、いろいろな意味で便利なので、そういう仕組みが整備されてくれないかなあ……。

 データ基盤的には、ISBNなり、JAN codeなりを使えばいいと思うので、そこまで難しい技術ではないとは思うのだけれども。

 

 

 

 

 

シフト切替時の誤打問題の解決へのトライアル:深めのアクチュエーションポイントにしてみる?

(1)右同手シフトから「D」キー打鍵時の誤打鍵問題

前に書いた通り、「どう」「こう」「そう」など、

右同手シフト文字から → 左手ホームポジション(中指、D)単打への誤字が頻発する問題が解決していない。

練習によって若干の解決はみるものの、誤打率は高い。

バネの強さを「D」のところだけ変えてみたりすることで、若干改善したものの、そこまで、劇的に改善もしないので、変荷重だけでは、解決が難しそうだ。……というか、変アクチュエーションポイントということで、

リニアスイッチの中では、もっともアクチュエーションポイントの深いスイッチにしようかと思う。

 

(2)アクチュエーションポイントの深いキースイッチを探す

 

thegamingsetup.com

 

 上記のサイトを見てみると、リニアスイッチのなかで、アクチュエーションポイントが深いのは、4mmのHealious Linear Orangeということ。

 いま、メインで使っているキーボードのキースイッチは、基本的には、Kailh Novel keyのCreamSwitch(15g)なので、アクチュエーションポイントは2mm。

 誤打対策として、アクチュエーションポイントを深めにするというのは、けっこうポピュラーな手法だと思うので、

 

ちなみに、アクチュエーションポイントが、2mm以上のリニアスイッチだと下記の通り。

4mm Healious Linear Orange

2.5mm MMK Frog KeySwitch

2.4mm  ZealPC Tiffany Blue Tealios

2.3mm Varmilo    EC Ivy    Varmilo EC Ivy

2.2mm Matias    Quiet Linear

2.2mm Gateron    Clear,Red, Ink

 

また、自作キーボード系とは異なるが、押下圧が軽いキーボードで、アクチュエーションポイントを深くできるということであれば、 Realforce R2あれば、各キーごとに、アクチュエーションポイントを設定できるので、「D」キーの位置だけ、「3mm」設定にするという選択肢もなくにはない。(スペースキーが長すぎる問題をなんとかしてほしいが……)

 

ちなみに、今だけと、Healious Linear Orangeは売り切れていて、買おうと思うと「Healio V2 Orange」というスイッチに変わっていて、アクチュエーションポイントがどう変わったのかは、ちょっとググってもよくわからない。

 

……個人的には、手に入らないわけではなく、実は、Healisous Linear Orangeは、昔、一個だけ試しに買ってあったのがあった。

 

(3)とりあえず付け替えてみた雑感:若干改善された模様

 

 とりあえず、つけ変えてみた。

 Typewellなどでテストしてみて、過去の比較してみたところ、1割~2割程度誤打率が改善された。まあ、意味はあったかな、という感じだが、根本的な解決という感じではないな、と。

 

 

(4)シフトキーのリリースポイントを浅くしたいが……

 シフトキーなどを含めて、全部Healious Orangeに付け替えてみたりしたら、誤打率が下がるということもありうるんだろうか?

 ちょっと試行錯誤してみたい。

 タクタイルキーとかつけるとさすがに違和感がすごそうだけど、右シフトキーのリリースポイントが早くなったりしたら、そういうことでもちょっと誤打はましになる……かも?

 リリースポイントが浅いキースイッチというのは、あまりわからないけれど、Force Curveを見る限り、NovelKeys Blueberryなんかは、タクタイルではあるのだけれども、actuation point, release(reset) pointがともに、3mmぐらいに設定されていて面白い構成。

 タクタイル系は、バネを軽くするにしても限界があるが、このぐらい深くにアクチュエーションポイントが設計されているものだとやや25gぐらいまで軽くしても、イケる……かな?

 シフトキー部分の理想としては

  • リニア
  • アクチュエーションポイントは浅め
  • リリースポイントは深め

みたいな感じなんだが、リリースポイントをいくら深めにするにしても、アクチュエーションポイントよりも深くなることはないだろうから、

 a. シフトキーだけロープロにする

 b. 薙刀式キーキャップなどを試す

といったあたりだろうか。

 

Intel NUC(ベアボーン)を買った

 

Intel NUC11PAHi5(ベアボーン)を買った。

Core i5-1135G7がオンボードでついていて、5万円以下。

ここに16GB RAMと、1TB SSDを加えても、2万円するかどうかというぐらい

 

kakaku.com

 

そういうわけで、

(1)ノートPCなら、ほぼモリモリのスペック(Core i5 モバイル最新、1TBSSD、16GB RAM)

(2)Iris Xeのおかげで、ちょっと昔の3Dゲームなら問題なく動く。インディーゲームだったら大半は問題なさそう。

(3)モバイル系CPUなのでTDPも低めで節電勢としては嬉しい。

(4)かなり小型で、持ち運びも可能なサイズ(117x51x112 mm、600gぐらい)

(5)トータル7万と安い。

 

という感じで、OS、Office、ディスプレイ、キーボード、マウス、Webcam、イヤホンマイクなどは、別途調達できる場合には、かなり良い選択肢だろうと思う。

あまりにも小型なので、前の型番について「発熱がきつい」という話もググると見つかったが、

Minecraft』を何時間か遊んだ程度だと、CPU温度は40度未満でまったく問題ない。

ちょっと昔の3Dゲーム『GONE HOME』(2013)を1600*900で最高画質で遊んで、50度強。というぐらい。

FF14とかもそこそこ動かせるらしいが、ガチでグラフィック性能が求められるゲームは、PS4とかXbox Oneとかで動かし、PCで遊ぶのは、Steamのインディーズ作品が多いので、そこまでのグラフィック性能が必要というわけでもない。(ちなみに、ふと、試しにFFXIベンチマークを動かしてみたら、スコアは10500ほど出た。快適さのマックス7000以上「計り知れない」レベルと出た。まあ、さすがに時代を感じる。)

動画エンコードや、最新3Dゲームをがんがんするという用途には向かないかもしれないが、個人的にはたいへん満足。

Visual Studio Code設定メモ

テキストエディタは、長年Em Editorをメインに、紙copi3と、秀丸を使ってきたのだが年々、Visual Studio Codeなどのクオリティがあがってきているので、ちょっと乗り換えを試してみているので、その設定メモ。

 

0.乗り換え検討の理由

 

・textlintをインストールしやすい環境をつくりたい。

TeX studio, R studio, anaconda, msysなどのプログラミング系の環境を統合できると楽。個別にいろいろと立ち上げるのは正直めんどい。

Emeditorでできることは概ねできてほしいが、それなりにできそう?

 

1.Shift_JISファイルの文字化け対応(自動判別)

 

dianxnao.com

 

2.Mark Down対応

拡張機能で、「Markdown All in One」を入れる。

 

3.アウトライン対応

 

ashitaka.hateblo.jp

 

4.テキスト校正

 

textlintと、「テキスト校正くん」を試す

forest.watch.impress.co.jp

ちょっと、デフォルトのルールはいまひとつ性にあわないので、別途試したほうがよさそう。

5.日本語LaTeX環境

 

qiita.com

 

6.Rの設定

 

qiita.com

 

7.pythonの設定

 

atmarkit.itmedia.co.jp

 

8. LaTeX

qiita.com

 

9.Tips:VS Code正規表現の仕様だと、前方参照は、$

 

Emeditorとかだと、「\」なのだが、

VS Codeは、「$」

まあ、$のほうが、メジャーだしな……。

 

 

 

ついにLifebook UHのキーボードが別売りに……!

2017年頃から、ずっとメインのノートPCがLIFEBOOK UHシリーズなのでぼ個人的に嬉しいニュース。

ただ市、クラウドファンディングということで、領収書とかはの手続きがよくわからない感じのため、2万円弱を自腹で払う必要があり、なかなかにこちらがわの心意気を試してくる価格設定……。

 

greenfunding.jp

 

pc.watch.impress.co.jp

 

 富士のLIFEBOOK UHシリーズは、親指シフターにとっては、かなり使いやすいほうに属するノートPCだと思う。変換・無変換キーの幅がひろく取られているため、旧Realforceなどと同じく、古いJIS標準キーボードの配置となっていて、親指の位置がかなりありがたい。

 Zincと、LIFEBOOK UHシリーズのノートPC併用は、かなり現実的なレベルで運用可能なので、普通にLIFEBOOK UHシリーズはおすすめだった。

 

 もっとも、通常の作業環境では、Zincのような自作系のキーボードをメインに運用しているのだけれども、

 出張時などにもっていく携帯用キーボードについては、いまだにこれといったものがない。とりあえず、壊れても懐が痛くないSANWAの薄型キーボードをつかっているのだが、耐久性が高いのであれば、これを使ってもいいかな、という感じはある。

 Vortex Coreのような選択肢もあるとは思うのだが、いずれにせよ、携帯性と耐久性をそなえた軽いキーボードというジャンルは、じゅうぶんに開拓されていないと思うので、富士通のみなさんにはぜひ頑張っていただきたい。