ゲーム以外の雑記(井上明人)

最近は、ほとんどキーボードの話をしています。

15g クリーム軸、やはりチャタるのでは?

 先週から、kailhクリーム軸に15gのバネを入れて使っている。アホみたいに軽いのはいいのだけれども、結構チャタっている。そして、本当にかるく触れるだけで入力されてしまうので、誤入力が結構増えている。

 とは言え、誤入力の問題はおそらく私自身のタイプがまだまだ正確でないことに起因していると思うので、少しの誤入力でも拾ってしまうこの不便なまでの軽さは「大リーガー養成ギブス」的な意味で、入力の訓練にもなっているし、いざ慣れてしまえばかなりの速度での入力もできるようにうるだろうから、その点はいいとしよう。

 ただ、チャタリングの問題は、なかなかどうしたものかという感じがありホットスワップ化されていないキーボードでチャタリングが起こったら、絶望的な気分になるだろうな、という気がする。(幸い、うちのzincはホットスワップ化して運用しているので、キースイッチの入れ替えがそれほどに手間ではない)

 キーキャップの重さ自体は1グラムもあるかどうか程度なのでキーキャップの自重で入力されてしまうということはないけれども、キーの入り方が何かのきっかけでキーが入力しっぱなしの状態になることがこの一週間で数回ほどあった。

 キースイッチごと、引き抜いて入れ直したら直ったりするのだが、これはできればどうにかしたいところだ。

 

 チャタリングを心配するならやはり、もう少しキー荷重を重くしたほうがいいのかもしれない。もっとも、15gのクリーム軸は、このチャタリングの問題さえ除けば、さんざん褒めていた35gの新リベルタッチをも超えるほどに「指が吸い込まれていく感じ」があるので、このキータッチの良さは(慣れれば)素晴らしいものがあるのだが、30g未満のキー荷重のスイッチが製品化されていない理由もまた何となくわかるところがある。