大学で使っているmint60の右半分の効きが悪くなってきたので、もともと買ってあったYMDK split 64をカスタムして、運用することにした。とりあえず、キースイッチはありあわせのものなので、あまり見てくれはよくないが。
キースイッチ込みで中古で一万円ほどでゲットしたもの。
R1のスペースキーの配置が好みなのと、ホットスワップ対応のキットで、元値は132ドル+運送料なので、一万円で手に入れられたのは、かなりオトクだったと言っていいだろう。
カスタムした内容は次のとおり。
1.物理的なカスタム
(推奨)キースタビライザーは使わない:キースタビライザーが正直かなり、イケてない仕様だった。音がうるさいのはまだしも、キーキャップを上下反転させて取り付けると、動作しなくなり、致命的なので全部はずした。
(お好み)キースイッチはcherry 黒で、リニア軸だったので、手持ちで余っていた25gのバネをセットしなおして、埋め込んだ。
(お好み)左R1はいいのだけれども、右R5のスペースキーと変換キーの位置関係が少し気に入らないので、変換キーのところに、2.25uのキーキャップをさした
2.ソフトカスタム
bootmapperでカスタムできる。
bootmapperの設定自体は簡単で、「1.ダウンロード→2.キーをカスタム→3.アップロード」でオーケー。ただ、日本語系のキーがバグりやすいので、要注意。
(推奨)半角/全角キーの設定がバグるので対応:keyswapなどと併せ技で動かす。とりあえず、半角/全角にしたいキーをbootmapper上で「ScrLock」に指定して、その後、keyswapで、ScrLockキーを半角/全角キーに読み替えた。
(やや推奨)LEDをオフ:bootmapperの上部のタブで、「option」部分をいじることでLEDを調整できる。オフにもできる。
キーボードとしてのおすすめ具合
ハンダ付けなどが、もともとされているため、素人組み立て特有の動作の不安定さというのが、発生しておらず、いまのところ、いい感じで動いている。
このキーボードは最初に買う自作系キーボードとしては比較的オススメなのではないだろうか。
はんだ付けも不要で、ハードルが低め。キースイッチとキーキャップを用意すれば、あとはドライバーだけでなんとかなる。bootmapperも、QMK farmwareと比べると、プログラムの心得がない人にも、比較的使いやすいものであるようには思える。QMKいは、やはり最初の環境構築が大変だし、はんだ付けは言うまでもなく道具を揃えてハンダの要領を覚えるまでが大変。
マイナス点としては、下記の通り。
- 日本語環境にもう少し、きちんと対応しているとよかった。日本語系のバグがあるので、対応が必要。
- キースタビライザーがだめなので、外して運用することになるのがやや、よろしくない。
- 重たいので、携帯用には不向き。
追記:バグ対応メモ
- バグの内容:右半分のキー入力が効かなくなるというバグが発生
- 対応:bootmapperを立ち上げて、ダウンロード→アップロードをして、リブートをしたら直った模様。