ゲーム以外の雑記(井上明人)

最近は、ほとんどキーボードの話をしています。

頻度の少なくなってきたタイプミスのパターンを矯正するのはどうすればよいのか?

特に、結論はないのだが、

100回に50回は間違えるようなミスは、練習すれば大幅に練習の効果が見込める。

だが、100回に2回程度しか発生しないようなミスは、ミスを再現すること自体が難しく、したがってミスを修正することも難しくなる。こういう場合、どうすればよいのだろうか?

 

1.2%程度でしか発生しないミスを修正する

  • その2%が一連のフローの中でクリティカルなものであるのならば、2%の練習をしていくことには意味があるだろう。頻度自体は、2%だったとしてもアウトプット全体に及ぼす影響はもっと大きい可能性があるからだ。たとえば、2%のミスの可能性のあることを、連続で10回やる必要がある場合は、0.98^10=0.817なので、およそ19%の確立でミスが起こる可能性がある。そういう場合に、0.98の成功率を0.99に上げられるのなら0.99^10=0.904なので、10%近い改善が見込める。
  • たとえば、頻度の多いかな(きしうてんいかたのとは)の練習などは、極めて高い効率が期待できるだろう。
  • つまり、低頻度のミスを練習するのであれば、そのミス自体の発生確率ではなく、そのミスに関わるフロー自体の重要性を先に評価しておく必要がある。

 

2.2%以上の成績向上が見込める練習をする

  • さほど、クリティカルなものではなかったり、ミスの確立が馬鹿らしいほど小さくなってきたならば、別のポイントを改善したほうがいい、ということになるだろう。
  • ただ、一体なんの練習をするのか、というのが問題でミスの多いパターンを他にきちんと発見できればよいが、自分のミスの多いパターンを発見する探索コストのほうがかかってしまうということは十分にありうることだろう。
  • 指導者やコーチなどの利点というのは、こういったミスの探索コストを減らしてくれる存在であるということにあるが、e-typingや、寿司打などのソフトウェアでもある程度の問題発見はできるだろう。
  • ここらへんの問題発見を効率化できるとほんとにいいんだけども……。

 

タイパー関連のブログなどで、こういった練習法についての概念化などが一覧されていると助かるのだけれども、そういった一覧が今ひとつ発見できていない。

タイパーとは - タイパー辞典 - アットウィキ