ゲーム以外の雑記(井上明人)

最近は、ほとんどキーボードの話をしています。

個人メモ:フライトの「自己乗り継ぎ」は、今後は事前のオンラインチェックインで対応することにした

今回、3月27日~31日まで、マルタ共和国に出張に行ってきました。

フライトのチケットは、Kiwi.comで取得した。往復でオプションをちょっとつけて26万円。まぁ、この時期のフライトとしては、ある程度安くでいけたのはよかった……のですが、チケットカウンターでの発券時に、「自己乗り継ぎ区間」でトラブルが発生しそうになり、そこんところだけ、めちゃヒヤリハットがあったので、対応策の個人的メモです。

 

まずは、自分なりの結論から言うと安いチケットで「自己乗り継ぎ」をするなら、自分としては、

1.フライトチケットのオンラインチェックイン:チケット発券は、空港のチェックインカウンターではなく、各航空会社にアクセスしてオンラインチェックインをするべきです。オンラインチェックインは、予約会社(Kiwi.comなど)の専用アプリなどからできない場合でも、アプリからPNRナンバーもしくは、Carrier Ticket number を直接、各航空会社のウェブページにとんで、入力すれば発券できるかと思います。

2.手荷物のみ:大きな荷物を預けずに、最低限の手荷物だけで移動する。(これが無理な場合は、自己乗り継ぎを利用しない)

3.チケット会社にいつでも連絡をとれるようにしておく:2時間の乗り継ぎとかの場合に、最低限の保証はついてくる場合が多いとは思いますが、そうだとしても、チケット会社への連絡手段が必要です。特に、乗り継ぎ途中の空港でトラブった場合、SIMカードもなくて、電話もできないということに備え、保険のためにGLOBAL SIMカードは買っておいたほうがいいかと思います。

という3点の運用でいけば、比較的、トラブルが避けやすいかと思われます(フライトのクリティカルなディレイなどはどうしようもないですが。)

 

下記、もう少し詳しく書きます。

1.なぜオンラインチェックインが必要か

自己乗り継ぎの場合というのは、だいたい航空会社が途中から別会社になり、直接物理チケットを発券してもらう場合、現地のチェックインカウンターで、発券してもらう必要があります。(つまり、成田や関空では、途中までしか発券してもらえない)

乗り継ぎ(Transfer)で、空港内のゲート移動をする際には、高い確率でチケットの提示が求められます。空港によっては、なんとかなるところもあるようですが、多くの空港では、乗り継ぎTransferの際に、チケットを所有していない場合は、

  1. いったん到着口 Arrivalにいって(必要であれば、荷物を受取り)
  2. 入国審査を受けて、ビザや検疫の書類など(韓国ならK-Eta)などを提出し(★ここが最も危険)
  3. 出口Exitから出る
  4. もう一度、離陸 Departureするターミナルまで移動して、チェックインカウンターに行き、チケットを発券してもらう。荷物を預けるのはもう一度手続きが必要。

ということになります。

このときに、「あっ……」となる最大のポイントは、言うまでもなく入国審査手続きです。コロナ前ならいざしらず、国によっては、2023年4月現在でも、Covid 19関連の申請を一式用意していかないと、入国手続きをさせてもらえないということになります(細かくは、外務省のこちらのページを参照)。

今回も、帰りのフライトで、ソウルを経由するときに自己乗り継ぎだったのですが、ボローニャ空港の職員さんから、「この日本人、K-Etaをもってないのに韓国に入国する気でいるらしいけどマジか……」という顔をされて、なかなかチケットを発券してもらえず、「いや、乗り継ぎなんです……!ソウルは目的地でないんです…!」という話をしてようやく、チケットを発券してもらえた。なんだかんだの確認などで、20分ぐらいかかって、正直かなり肝が冷えました…。とりあえず、空港職員さんからは、「インチョン空港についたら出口から出ようとしないでね」といい含められました。

ここオンラインチェックインがきちんとできて、スマホで、チケットを見せられるのであれば、出口にむかったり、乗り継ぎゾーンTransfer Zoneの内側で、どうにかゴネてチケットを発券してもらうなどといった必要がなく、すんなりとTransferをさせてくれるわけです。オンラインチェックインができなくて、トラブった人もいるようですが、可能な限り、オンラインチェックインをするしかないかな、と。

オンラインチェックインができないなら、もう、いったん入国申請をするのと実質同じなので、各国の入国のための書類を揃える手間をかけなければいけないということになるかと思います。

 

2.手荷物は預けないほうが良い

基本的に、でかい荷物を預ける場合は、荷物受け取りを一度してから、もう一度チェックインカウンターで預けるないとダメ、ということになります。荷物の受け取りをして、もう一度チェックインするとなると、時間的には、受け取りに10分~30分。預けるのに、10分~30分かかります。

いったん入国審査をしてから、次のチェックインカウンターにいくのは、1時間40分~2時間前ぐらいである必要があるため、これがめちゃくちゃ肝が冷える手続きになります。乗り継ぎの時間が2時間とかの設定だと、かなり厳しいと思います。

大きな荷物を預けたい!という場合は、まあ入国審査を突破できる書類を用意するにしても、最低3時間。できれば4時間は間を見ておいたほうがよいかと思います。前便の飛行機が、15分~40分ぐらい遅延するのは、よくあることなので、4時間あれば、40分の遅延があったとしても、概ね大丈夫かな、という時間になるかと思います。まあ、いろいろめんどいので、自己乗り継ぎの場合は、でかい荷物をあずけるのは、基本的には非推奨行為といっていいと思います

つまり、「自己乗り継ぎをする」=「荷物は最小限」が基本ということになります。

自分の場合は、もともと、長期出張の場合でも、大きめのリュック一つに入る以上の荷物はもっていかない主義だったので、問題ありませんでしたが、荷物を預ける人は、かなりキツイと思います。

 

あと、細かい話としては、スマホの電源が切れるとアウトなので、バッテリーはどうにかしてもたせる手順を考えていったほうがよいかと。