ゲーム以外の雑記(井上明人)

最近は、ほとんどキーボードの話をしています。

英語教材とかメモ

このメモについて

  • 自分なりの学習の全体像メモ的なものであり、特に指南的なものではない。
  • 別に英語が得意でも好きでもないが必要があって勉強してるだけ。
  • 人生全体での英語勉強時間は、2000時間~3000時間の間ぐらいだろうと思う。

 

英語学習についての全体的な方向性・所感

  • 基本的には参考書としては、森沢洋介(『英語上達完全マップ』『瞬間英作文』『音読パッケージ』)が一番あっていたな、という印象。次に、竹岡広信先生の教材がマッチしていたという感覚がある。なので、自分の実感ベースで、おすすめの教材を聞かれれば、森沢先生のものをすすめる。受験なら、竹岡先生の教材。英語関係で、どこか金を払って通うならNCC(関西ならKEC)をすすめる。
  • ただし、ここ10年の英語の勉強は、基本、通勤中の聞き流しがメインなので、その使用方法にマッチした教材の評価が高くなっていると思われる(自宅でがっしり、勉強するタイプの受験生や、ガチ英語修行僧の人はまた違う感想になるだろう)
  • (1)社会生活をしながら、基礎トレーニング積み重ね系の発想での訓練をするなら、結局NCCは個人的にはとても印象がよかった。値段的に見ても、NCCはおすすめ。時間の捻出が大変だけど、時間の捻出を自分自身にどうやってやらせるかが、結局のところキモだと思う。学習法の良し悪しもあるにはあるが。一方、週一で1時間とか2時間程度の英語学校系はいかないよりはいいが、行ったところでそこまで劇的な効果はないと思う。やはり、毎日1時間以上勉強する日をコンスタントに作れないと上達は難しいかな、という気はする。とはいえ、ある程度、勉強しなかった時期があったしても、昔やったことは何らかの形で糧になっているので、3日坊主を、2週間~1ヶ月ごとに繰り返すだけでも、やらないよりは、極めて良いとい思われる。
  • (2)イマーシブ系(24時間英語環境)の発想での訓練ということで言えば、ハイスピード英会話の英語合宿はよかった。ただハイスピード英会話に限らずぼ英語合宿系はめちゃくちゃ値段が高いので、長期的には難しい。海外留学もしたのだけど、なんとなく行ったところで今一つ効果は薄かったなという印象。特に社会人になったあとに強引に海外に行ったところで、日本語での仕事やSkype通話を一日の大半こなす必要があったため、海外の組織に務めるのでも無い限り、ちゃんと英語漬けになることが、できなかった。英語圏の田舎でインターネットナシ環境で1年過ごしたという人はだいたい伸びているので、環境構築要因がちゃんとできるかどうかという要因はでかいと思う。自分は失敗した。ただ、ほんとに第二言語で生きていきたいという人は、24時間英語環境の中に身を置くことが可能なら、それが望ましいだろうな、とは思う。正直。

 

教材とか学習法の感想とか

 

<リスニング>

  1. Duo 2.0(だいぶ昔) CD :大学受験のとき(1998年)に、50時間ぐらい?やった。基本的には、英単語・熟語トレーニングだったけど、多少はリスニングの役にたったのだろうか…。今だったら、さすがに2.0ではなく、『DUO3.0』か、『ALL in one』
  2. DVDで映画リピート:『攻殻機動隊(1995)』と、『MATRIX』をそれぞれ10回ぐらいリピートしたが、うーん……。まぁ、やらんよりはよかったのかな。
  3. えいご漬け(PC):ディクテーションのやつ。2005年ぐらいに15時間ぐらいやった記憶。英会話学校の先生が、ゆっくり、くっきりと話してくれる発声ぐらいなら、ついていけるようにはなる。
  4. 単語耳:試してみたが、今ひとつ、取り組み方がわからず。挫折というか、放置。
  5. ALL INE ONE:2008年~2013年に、トータル20時間ぐらいかけて、前半をやったが、今ひとつリピートして、やり続けるという感じがわからず途中挫折。
  6. iphoneのリスニングアプリ(名前忘れた):2013年ごろに5時間ぐらいやった。
  7. 英文精選700(駿台):何度か途中までやったが今ひとつ活用できてない。日本語音声→(15秒静か)→英語、みたいな教材に作り直すひと手間が必要だな、と思いつつ、放置。トータル3時間ぐらい。
  8. 森沢、音読パッケージ(初級):2019年1月ごろ前に100時間ぐらいやった。最後のほうはだいぶ、だるくなってきていたが、「リスニング能力がまともに伸びたな……」という自分の中の手応えの感覚は、これをやり終えたあたりではじめて発生した。
  9. 速読速聴 Coreの初版:昔のやつの音源のほうが、Slow-Fastで交代していてよかった。音読パッケージおわったあとにリスニング教材として使った。70時間ぐらい。これをやり終えたあたりから、海外の人から「英語がちょっと前よりも聞きやすくなったね」的なことを言われたので、多分、英文の中での強調して発声する。ネイティブのナチュラルスピードは、やはりまだ何を言われてるかよくわからんけど、1対1の会話で、若干の手加減をしてくれれば、会話が成り立つことが増える。
  10. 速読速聴 Opinion:2週間ほど頑張ったが、挫折。
  11. 速読速聴 Advanced:Coreの次にやったが、難易度高すぎて3日で挫折。据え置き中。
  12. 竹岡 英文読解の原則125 | 駿台文庫:男性音声・女性音声で交互読み上げなので、実はリスニング教材として良い。前半3割ぐらいを1週間ぐらいやったところでいったん放置。音源として、けっこう気に入ったので、またいずれ再開する予定。

  13. 竹岡 よくばり英作文:日本語→男性英語・女性英語で交互読み上げなので、これも瞬間英作+リスニングのトレーニングに使えそうだが、教材としてポーズ音源にして作り直す必要がある。5時間ぐらいやって放置中。
  14. 洋楽:リスニングの気力のない時期は、なるべく洋楽を聴くようにしている。
  15. 筑摩書房 スピーキングのためのやりなおし英文法スーパードリル 英語のハノン シリーズ(瞬間英作系のスピーキング練習兼ねる):初級を10時間ぐらいやった。
  16. 森沢、音読パッケージ(上級):いまやってる。12時間ぐらい。だいたいは聞き取れるが若干あやしい。

<スピーキング>

  1. 森沢、瞬間英作文:トータル25時間ぐらい?あまりやり込んだとはいえないけれども、やらないよりよかった。
  2. ECC:2年ほど週一、2時間ほど通っていた。まあ、最低限は喋れるようになった。スピーキング練習だけの時間だと、トータル100時間ぐらいかな。
  3. AEE(サンフランシスコ):2013年3月~8月末まで通った。うーん、まあ、行かないよりは良かったのかな……。スピーキング練習だけの時間を考えると、トータル200時間ぐらいでは。
  4. NCC:2013年に半年ほど行った。週4。トータルだいたいスピーキングだけでも、1000時間近くのトレーニングしたはず。これはさすがに能力的に伸びた感じはあった。基本的には、瞬間英作文+暗記を徹底的にやるというもの。NCCやめたあとも、たまにNCCメソッドでの瞬間英作文練習をした(トータル30時間程度だと思うが…)。NCCやめた直後ぐらいが、一番、文法に沿った英語を喋れたのではないかという気はする…。
  5. 英語でのプレゼン準備:トータル150時間ぐらい?
  6. 海外来客対応、海外出張、英語講義・プレゼンなど:トータル50時間ぐらい?
  7. あと、日本語のスピーチとかを聞いていて、退屈で眠りそうなーーだけれども、聞かざるをえないようなーーときの対処法として、スピーチの内容を脳内で英訳するようにしている。

<ライティング>

  1. 大学での毎週英文コラム執筆&添削:トータル30時間ぐらい?
  2. 『こなれた英文を書く技術』:2002年頃ぐらいに、5時間ぐらいやった。副詞句とかの使い方の指南がいい感じなので、
  3. 英文でのブログ執筆:トータル30時間ぐらい?
  4. lang8での日記執筆:トータル10時間ぐらい?
  5. 英語論文執筆・英語パワポ:トータル150時間ぐらい?
  6. 英文メール執筆:トータル30時間ぐらい?(最近はDeepL先生にめちゃくそ世話になっている)

考えてみると、あまり、系統だったライティングの訓練をしていないので、スピーキングとは別途、訓練したほうが、いいのかもしれない。

瞬間英作文系の、練習としては、竹岡『基礎英作文問題精講 3訂版(音声DL付)』などを次に検討中。

あとは、ChatGPTによる英文添削とかかなぁ、という気がしている。

 

<リーディング>

  1. Z会 速読英単語基礎編:大学受験の頃やった。20時間ぐらい?
  2. 長文読解系の参考書(タイトル忘れた):大学生の頃にやった。20時間ぐらい?
  3. 英語の本の読書会:200時間ぐらい。
  4. 伊藤 英文解釈教室:2時間ぐらい読んだが、序盤で脱落
  5. テーマ別英単語ACADEMIC[中級]人文・社会科学編:100時間ぐらいやっている。(リスニング教材としても活用)

リーディングの訓練も比較的ぬるいな、と思う。

難しい英文解釈のトレーニングとしては、伊藤本の後継として、『英文解体新書』シリーズの評判がいいのは知っているが、多分、リスニング音源とセットでないと、自分は結局やらないと思う。その意味で『テーマ別英単語ACADEMIC上級、人文・社会科学編』『英文解釈のテオリア』シリーズのほうが、向いているかなという気がしている。

 

<英単語・熟語・構文>

  • 英単語の勉強は、いろんなツールがあるので(mikanとか)、トータル100時間ぐらい?やっているはず
  • ただ、英熟語・構文のほうは、今一つ、しっかりと勉強できている気がせず、正直微妙。
  • 現状、英検1級レベルの英単語~準1級レベルの英単語の何割かぐらいが怪しいという感じだけど、レベルが上がるに連れて選べる教材の選択肢が減るところがある。

 

<文法>

  • 正直、英文法の勉強は苦手かつ、どうにもやる気がおこらない…。基本的には、英作文のトレーニングで兼ねているという感覚。
  • まあ、言うても最低限はやっているのだが…
  • もしやるなら、高山『English EX』あたりかな、とは思うが…。

 

<発音>

  • 何度か英語学校で発音練習の時間が何度かあったが、あまり集中的にやったとは言えない。トータル10時間ぐらいか。
  • 強いて言えば、洋楽の歌の練習。
  • 典型的な日本人カタカナ発音ではないとは思うが、アクセント・ストレスがいろいろと間違えているので、英語として聞きづらいところがまだ色々あるだろうな、とは思っている。

<その他>

  1. ハイスピード英会話:富士山近くにある合宿所に完全英語漬けで合宿するもの。2008年ごろに、7日(8*7=48時間)ほど英語づけになった。いわゆる「英語脳」体験ができるのはとてもよかったが、そのあと一週間も日本語で生活したら、完全に戻ってしまうので、英語学習のブーストか何かとして使うにはとても良いという印象。このぐらいの強度の英語漬けで、1年過ごしたら、まあ、さすがに英語でかなり生活できるようにはなるだろうな、とは感じた。
  2. 英語版のゲーム:トータル600時間ぐらい英語版のゲームで遊んだ気がする。一番つらかったのは、『逆転裁判(Ace Attoney) 4』で、途中で挫折した。
  3. バイリンガル版の漫画:15冊ぐらい買って読んだ。まあ、読まないよりはよかった。
  4. TiktokInstagram リール動画、Youtubeのショート動画が概ね短くて良い。気力低めのときによい 

<高学歴な英語得意勢の人たちの助言について>

  • 第二言語学習法を専門としている言語学関係の人の助言や、英語教師として長年日本人を教えている人の助言は概ね有益という印象。
  • 他方、「よくわかんないけど、英語は昔から得意科目だったし、勉強すればいいだけじゃない?」系の高学歴者の助言や、帰国子女の人たちの助言は、自分にはあまり用をなさないことが多い。帰国子女の人は、だいたい英語の語感や、文法の感覚がかなり染み付いていることが多く、成人以後の英語学習者とは明らかに感じている世界が違っていて、トレーニングで困っているポイントがあったとしても、ちょっと困っているポイントが違う。

オープンにDL/視聴可能なトレーニング素材メモ

  1. アルク系(かなりの教材がまとめてDLできる)
  2. 旺文社リスニングアプリ「英語の友」|英検・TOEIC英語資格対策

  3. 速読速聴系
  4. 英語脳になるリスニング・トレーニング - YouTube
  5. 英語版 | 華麗なるギャツビー The Great Gatsby Chapter1-1 | 英語リスニング学習サイト 無料