ゲーム以外の雑記(井上明人)

最近は、ほとんどキーボードの話をしています。

やまぶきRでやや問題が起こるもの

やまぶきRは、十分実用に耐えるものだとは思っているが、とはいえ一般的なJISかな入力などに比べると、かなり多くのエラーが残っている状態ではある。やまぶきRで私の環境下(Win10 home) で、起こるエラーは概ね、下記のような感じ。

「3」から下のエラーは正直さほど問題ないのだけれども、「2」あたりから微妙で、「1」はかなりめんどくさい。

 

1.変換がそもそもできなくなる

ZOOM、Skypeのチャット

Win10のサーチコマンド

Everythingの検索窓

 

2.なんだか変換の処理が重くなる

kami Copi 3

 

3.「ー」「。」などの処理でエラー(IME設定で対応可能)

Microsoft office Powerpoint

 

4.たまに謎のバグ(概ね問題ないが、たまに謎の挙動)

Google Chrome

 

5.ほぼ問題がないもの

Firefox

Em editor

秀丸

MS Office Word

MS Office Excel

Slack

Discord

DeepL

R console

R Studio

 

 

 

DvorakJや、QMK、かえうちなどで親指シフト系のキー設定をしたら、ここらへんの問題はなくなるんだろうか?(設定をするのがそもそも面倒だけれども……)

また、pro microがモゲて、モゲmico化した

pro microは、やはりモゲ対策は必須

 

職場で使っていた、zincのpro microがまたしても、モゲた。補強していなかったpro microは、ほんとにどんどんモゲていくので、おそろしい。1年ほど1年ほど使ったかな、というぐらいのタイミングでモゲた。

pro microのモゲ対策はなくても、意外と大丈夫なんじゃないかとナメていたものは、どんどんともげていくな……。もっとも、コンスルー対応のやつなので、付け替えればいいだけなのだが、家に持ち帰らないと、できないので、正直、ちょっとだるい。

 

ひさびさの、旧Real force(30g)の使い心地


そういうわけで、いま、久しぶりにreal force 30gで打鍵しているが、正直、重い。これを軽いと思えていたのは、いつのことだったのだろうかという感じ。ただ30gぐらいまで重たくなると、ミスタイプはグッと減るので、20gとか、15gとかは、やはりミスタイプの比率ということを考えると軽すぎるのかもしれない。勝手なことを言うと、25gぐらいまでは、なんとか頑張ってくれないだろうかという感じ。

また、分割は仕方ないが、キーの傾斜ももっと角度をつけてほしいと感じる。

あとは、右Altキーの位置がやはり遠い。

real force自体が悪いというわけではないが、個人的には、zincにどんどんと身体が最適化されてきていたので、やはり少し使いづらさを感じる。富士通のノートPCのキーボードよりも、キー配置がすこし使いづらい。

Paint King

2020年の1月に出張でアリゾナにいったときにTVで流れていたCM。

電波ソング的なものとして高いクオリティがあり、何度見ても良い。

 

1.

すべてが良いのだが、特に冒頭で、「ヌッ」とチラシを渡すところの雑さがすごく良い。

www.youtube.com

 

 

2.

頑張ってブレイクダンスを踊って見せ場を作ろうとしている男性と、男の子のフリーダムさが、同じ画面に対照的に撮られているのがすごい。

そして、このブレイクダンスがそこそこちゃんとしているのがまた良い。そもそもブレイクダンスが上手いことと、塗装屋の商売となんの関係があるのか。誰か、そのことをちゃんと突っ込んであげなかったのか、と。

 


www.youtube.com

 

Paint Kingsの公式チャネル

The Paint Kings - YouTube

メモ:ハードウェアでの親指シフト環境構築

特殊デバイスを経由してた仕組みといえば、かえうちくんが唯一の選択肢かと思っていたが、

 

kaeuchi.jp

Oyaconvというものも、最近はあるようだ。

 

oyaconv.jp

みたところ、Arudinoを使っているようだ。

「理系の人ですから」

 

 近年、「井上先生は、理系ですよね」「井上先生は…理系……ですか?」とか言われることがたまに発生している。学生に間違われるのは、いろいろ諦めてるからいいんだけど、そこそこ付き合いのあった某省庁の人から、「井上先生は理系の人ですから」と言われたときには、ちょっとたじろいだ。
 あまりに予想しない場面でこれを言われると、どう対応したものか難しい。
 「いや、文系です」と返して、相手に謝ってもらったりするような案件でもないが、アイデンティティとしては私はまあ、人文ベースの学際系の人である。つまり、まあ、ふつうに言えば文系だ。「人文学の雑誌などで原稿を書いている人」なので、哲学あたりの人とかと思われていることがそもそもは多かった……はずなのだ。学歴や、業績からは、どう見ても文系だろうと思うのだが。
 しかし、最近キーボードとか統計の話をしているせいなのか、理系だと思われる率が増えているのだろう…。まあ、キーボードと、統計とゲームの話をしている人とかが、理系っぽく見えるのはわからないではない。

 統計の話をした場合には「これだから、文系は……」系の不毛なディスを受けることは無いのだが、統計の話をすると「理系の人だな」と思われるのも、(文系の研究者も、統計を使う人はたくさんいるので)それはそれでどうなんだろう……みたいな高尚な話もあるけれど、単純に、こまったなということもある。
 まあ、情報工学あたりの専攻だと、素で間違われているのかもしれないなと思ったりするのだが……。

セルフ配列更新。ver0.92

 セルフ配列を約一年ぶりに更新した。
 更新した理由としては、やはり、飛鳥配列ベースだと、レイさんの言う通り高速化については、結構な制限のかかっている配列だなと感じはじめたからである。レイさんが昔、「飛鳥配列は高速打鍵のためのものではない」とお怒りになっていたことがあったと思うが、確かに飛鳥配列は高速化のための配列ではなく、日々の打鍵の負荷軽減をメインに考えられている。
 もう少し具体的に言うと、飛鳥配列は機能キーへの評価が高く、そのぶん単打で打てる言葉の流れに制約がある。例えば、EやUのようなキーが機能キーになっており、使いこなせれば、これは便利な設計思想なのは確かだろう。しかし、機能キーをどのようにして使うかというのは個人差があるのだろうが、個人的にはあまりうまく使えなかった。一方で、新下駄配列などでは、単打のキーに対して順当に高頻度の文字があてられており、順当に高速化を考えるなら、こちらの発想の方が馴染みやすいという人は少なくないと思う。
 ということで、

  • 1.上段の「QETYUP」および「H」「>」の位置の単打キーについて、高頻度の文字を割り当てるという変更をして、ホームポジション系の同時押しという特殊な操作をしていた部分についてはなるべく単打で打てるように切り替えた。単打のWEUIOあたりのキーの重要性は、右シフト、左シフトのホームポジション以上だというように思える
  • 2.また、「。」については、音の切れ目だということがあるので、単打にしていたが、左シフトで打てるように戻した。これはもともとの飛鳥配列を改めて評価しなおした形になる。読点は単打である必要はない。
  • 3.カギカッコについては、飛鳥配列では単打になっていたのだが、これはQWの同時打ちと、OPの同時打ちに振り直した。カギカッコは、なだらかに打つというよりは、打鍵のリズムを考えると音の切れ目を作っていることのほうが多く、単打にまでする必要はないのではないか、と思ったからである。同様の理由で、基本的に約物類はアルペジオを気にするほど、言葉のなかにスムーズに入ってくることはないので、やや特殊なと同時打鍵などで巻き取っても構わないのではないかという気はしている。


 習得にはまた若干かかるとは思うが、8個ぐらいのキーの変更だけなら、正直すこしだけ練習すれば、業務に支障にの出るレベルで大変にはならなさそうではある。(もちろん速度は一時的には落ちる)

 

最新のやまぶきの定義ファイルなどは、githubに置いてみることにした(githubの使い方が今ひとつよくわかっていないが……)

github.com

 

※灰色の部分は、両サイドの文字と同時押し。

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