ゲーム以外の雑記(井上明人)

最近は、ほとんどキーボードの話をしています。

2019年4月現在の親指シフト向けキーボードを探す

 「やや気合をいれてググった自分用のメモ」を公開しているという記事に過ぎないので、ガチなおすすめキーボードリストとかではないと考えていただければ幸い。

「B寄りのN下割れ」「B下割れ」のキーボード

 親指シフトが可能と思われるキーボードとして、専用キーボード以外だと、RealforceやHHKB Proがよく引き合いに出される。ただ、Realforceや、HHKBなどは、M寄りのN下割れで、RealforceやHHKBは疲れるという意見も多く、そういう方は富士通の「Thumb Touch」など専用キーボードを使ったほうがよいという見解を出していらっしゃる方が多い。私自身はRealforceを使って練習中であるが、確かに右シフトがいささか打ちにくいという感覚がある。

 他方で、長年の親指シフターの中でもB下割れでなくて、B寄りのN下割れがベストだという意見の方もいらっしゃる。おそらく、B下割れから、B寄りのN下割れあたりのどこかあたりで個人差によって「ベストポジション」がちょっと変わるのかな、という印象を持っている。また、B寄りのN下割れも、B下割れにカウントしている方もおり、B寄りのN下割れは「広義のB下割れ」に入るのかな、と思われる。

 というわけで、「B寄りのN下割れ」から「B下割れ」のキーボードで現在購入可能なもののリストを捜しながら作ったので下記に貼っておく。(それぞれのキーボードについて、試しているわけではないので使いやすさ等は特にわからない)

 

 

サンワサプライ 日本語109キーボード USB アイボリー SKB-109LUN

2000円弱とお安い。動作力は54±10g。かなりB寄りのN下割れ。変換キーの幅はそれほど広くないが、まあ親指シフト用につかえないことはなさそうだが…

サンワサプライ 日本語109キーボード USB 黒 SKB-109LUBKN
 
 

 

オーム電機

これは完全にB下割れ。2000円弱。こちらの方が微妙に使いづらいと思いつつ使っておられたがHHKB-BTに乗り換えられたとのこと。まあ、あまりオススメではない。

※これは私も実際に買ってみたが、キーの位置は良かったのだけれど、押す時に若干の引っかかりを覚える。あと、見てわかることだが、変換キーの幅が狭いので、対応が必要。B下割れであれば使いやすいというより「B下割れでかつ変換キーがMキー下をカバーしている」という条件が満たされないと使いにくいということを学んだ。これなら私もRealforce 91UBKのほうが良いという感想。親指シフト用に使えないことはないが、無理にこれを買う必要はなかろう。

ワイヤレスキーボード 2.4GHz [PC-SKMWIR31 K]

ワイヤレスキーボード 2.4GHz [PC-SKMWIR31 K]

 

 

Buffalo 

 12000円ぐらい。かなりBよりのN下割れ。キー荷重は62±15g。ピッチ19mmメンブレン2017年に、親指シフターの方がおすすめしていた時は、安かったらしい

 

同じバッファロ製でほぼ同じっぽい構成の商品だと、下記のゲーミングモデルがある。B寄りのN下割れ。変換キーもそこそこ広く2000円強。上記モデルとほぼ同一のものだとすれば良いのかも知れない。2000円強の商品でということになると、これはまともに検討に値するのかな?

 

 あとは、Nの真ん中ぐらいあたりで割れているものだが、パンタグラフなのに3.8mmのストロークを実現したという変わり種。

 

 

eee-life 

eee-lifeの親指シフト用として売られているメンブレンのキーボード。3,000円弱。かなりB寄りのN下割れ。変換キーの広さもそれなりにある。

親指シフトキーボードを低価格でリリースしたいという志にあふれた商品。Amazonだと評価が割れている。当初みられたキーの引っ掛かり問題については、現在はすでに解消されているとのこと。

買ってみた感想としては、まあ確かに使えなくはないけれども…というぐらいのところか。

 

Solid Year

3000円弱。ピッチ19mmメンブレン。キー荷重不明。かなりB寄りのN下割れ。もう若干変換キーの幅が広けれあばとは思うが、Amazonレビューを見る限りではキーボードとしての評価は高い様子。solid yearはOEMでは有名な会社らしい

 

Microsoft N9Z

マイクロソフト。3000円強のオールインワンワイヤレスキーボード。B寄りのN下割れ

Elecom スマホ用 Bluetoothキーボード(TK-FBP018BK)

 B寄りのN下割れ。スマホ用。Amazonレビューを見る限りでは、アンドロイド端末であれば、これで親指シフト入力ができる?らしい。見た目にも快適な入力環境だとはあまり思えないが、Bluetoothでの親指シフト入力がしたいという人にはいいのだろう。

 

Logicoolのワイヤレスキーボード (K380,K400r,K360r)

 BよりのN下割れ。勝間和代さん推薦。3500円ほどのワイヤレスキーボード。非親指シフトユーザーにも人気は高い様子。ただ、丸キーなので角を押すクセがある人には、慣れが必要との意見もある。現在kakaku.comで一番の人気キーボードでもある。

#追記:これも買ってみた。タブレットPCなどと連動させて使うのにはたしかによさそう。Surface Proなどの利用者が使う分には比較的良さげ。

 

ロジクールのワイヤレスキーボードは、 BとNの間で割れているものが多い。

オールインワン型キーボード。4300円。ただ、変換キーが小さいのでかな/ローマ字キーも右シフトとしてリマップする必要があるだろう。

Logicool ロジクール ワイヤレス タッチキーボード K400r ブラック

Logicool ロジクール ワイヤレス タッチキーボード K400r ブラック

 

 5000円強。同じく BとNの間で割れている。

Logicool  ロジクール ワイヤレスキーボード K360r

Logicool ロジクール ワイヤレスキーボード K360r

 

 

MOBO

モバイル用。

 

 

サンワサプライの黒軸

かなりBよりのN下割れ。変換キーの幅も大きく、チェリー社の黒軸採用という高級キーボード枠でありながら7000円弱で購入可能。

ただ、黒軸は慣れればとてもいいらしいが、使い始めた当初はクセが強いらしいので、多少の覚悟をしたほうがよさそう。触ってみた感じ、やはりキーの反発がかなり強いので、ちょっと人を選ぶものだと思う。

 

オウルテックのメカニカルキーボード

かなりBよりのN下割れ。

チェリー社の青軸/茶軸/赤軸から好きなものを選べる。

こちらも7000円弱~8000円強。かなりB寄りのN下割れ。高級キーボード枠。ここらへんは、単に安いものでなんとかするというよりは、Thumb Touchや、Realfoce/HHKの対抗枠として考えられるものになってくる金額だろう。

とりあえず赤軸をかってみた。キーの位置、大きさ、押し込みは非常によい。amazonだと耐久性についての不満が聞こえるが、いまのところ問題は起こっていない。耐久性についてはまだブラックボックスだが、かなり印象はよい。2019年4月現在で10000円以下で買える親指シフトが可能なキーボードとしてはもっともオススメ。青軸と、茶軸もヨドバシの店頭で触ってみた限りではいい感じ。

 

また、同じくオウルテックのメカニカルキーボードで、cherry社製ではなくKailhのものになるが下記は価格帯が少し安くなったテンキーレスとなっている。これも一万円以下で選べるものとしては、順当に良いと思う。

 

 

Razerのゲーミングキーボード

B寄りのN下割れ。1万円台後半。

amazonだと二枚目の写真のスペースキーが明らかに別物なので、本当に若干の不安が残る。しかし、ここまでの金額になってくると、キーボードマニア的な人以外は、素直にThumb Touchを買うなり、Realfoceを買うなりしたほうが良さそう。

 同じくRazerのゲーミングキーボード。B寄りのN下割れ。3万円前後。

 

富士通親指シフト向けキーボード>

 順当にオススメする人が多い富士通製製品も下記にリンクしておく。基本的にJapanistのインストールが必要とされている。

 親指シフト向けキーボードについてググっていると、「専用キーボードがやはり一番」だという派閥の人はかなり見られる。それぞれのキーボードについての細かいレビューもすでに親指シフターの方のサイトでしっかりとしたものが読める

スペックについては、こちらのサイトが詳しい

 

FKB7628-801(Thumb Touch/USB,携帯用)

スイッチは、ギアリンク方式。

15000円強と現行の富士通親指シフト向けキーボードでは最安であるが、フルキーボードがいいということでなければこれで良いと支持するレビューもある。一方で、いささか押し込みが硬いという声も複数みられ、その点でやや評価が割れている様子。小さいキーボードなので、タブレットPCと一緒に持ち歩いてノートPC的に使うにも向いているため「携帯用親指シフトキーボード」として使える。

 

FMV-KB232

http://www.fmworld.net/biz/fmv/product/hard/keyboard/fmv-kb232.html

 

FMV-KB232。富士通への発注だと税別28000円。デスクトップ向けのフルキーボード。スイッチ方式は、デュアルスプリング方式。

キータッチが軽く、これを購入したという方によればRealforceよりも親指シフトには見たものであり、肩こり等も一挙に解決したとのこと。親指シフトキーボードとして良いものを求める場合には、これを買っておけばまず間違いないということなのかな?安物外の銭失いをしたくないという場合は、これを買うのが一番良さそうではあるが、まだ親指シフトを習得していない人にとっては「高額なものを買ったけど結局使わなかった」という商品になる可能性もある。そういう場合は、右シフトのキーを普通にシフトキーとして割り当てて、高級キーボードとして使えばいいのだろうか。

現時点で、すでに親指シフトユーザーだという人や、金銭的に余裕のある人にとっては、まず間違いなく良さそう。あと親指シフト系の配列を、やるぞとつよく心に決めた人にとってはいいのではないかと思う。

amazonでの取扱いはなし) 

[rakuten:compmoto-r:10478398:detail]

 

FMV-KB613

キーボード価格43000円ぐらい。メカニカルキーボードで、PS/2接続。

ワープロ専用機OASYSで培われた操作性と同一環境を提供することを目的としているとのことで、OASYSユーザー以外にはKB-232でおそらくは十分かと思われる。

 

<その他の親指シフト代替キーボード(M寄りのN下)>

 よく言われる親指シフト代替キーボードとして筆頭にあがるのは1世代前の日本語配列Realforce(R2より前のもの)か、日本語配列Happy HackingのProということになるのだろう。

  個人的には、Realforceのほうが右シフトにあたる変換キーの幅が広いので向いているような気はする。

 「親指シフトにチャレンジしてみようと思っているが、もし 親指シフトの習得に失敗したとしても損をしたくない」などといったことを考えはじめるとここらへんの選択肢は極めて魅力的に見えるだろう。

 ただ、右シフトが、やはり若干微妙なので、結局もう少し親指シフトに向いたキーボードが欲しくなるということはあるにはある。

Realforce

旧バージョンの日本語配列なら親指シフトにはそれなりに使える。「R2」という表記のある新型はB下割れから程遠いので親指シフト用には使えない。 Realforce親指シフトキーボードとして使っている利用者はけっこう多いという印象。

東プレ NG01B0 REALFORCE91UBK

東プレ NG01B0 REALFORCE91UBK

 
東プレ NG0100 REALFORCE91U

東プレ NG0100 REALFORCE91U

 

 

 特に下記のモデルは、ALL30g荷重ということで静音性と打鍵の軽さの優先順位が特に高い人は、購入を考えてもよさそう。親指シフト専用キーボード意外でかなり迷うキーボードとなるとこれは強力な候補だと思う。とりわけ、ORZ系の配列にカスタマイズしている人にとっては専用キーボードを上回る側面がある。

 

Happy Hacking Keyboard(HHKB)

Realforceよりも小さいので携帯しようと思えば携帯できるのがHHKBのよいところ。変換キーの幅が少し小さいのが、やや難。それでも、親指シフト用に使っている人はそれなりにいる印象。

Proではなく、HHKBのLite2でも使えるとは思う。HHKBのProと比べるとキーは重たいが、これはこれでファンが多い。ややB寄りのN下割れ。

PFU Happy Hacking Keyboard Lite2 日本語配列かな印字なし USBキーボード ブラック PD-KB220B/U

PFU Happy Hacking Keyboard Lite2 日本語配列かな印字なし USBキーボード ブラック PD-KB220B/U

 

 

Happy Hacking Keyboard Pro。

2万円前後~3万円前後という価格帯。 

HHKB Proの良い点としてBluetooth対応のものがある。これは現時点ではRealforceにはないはず。

Happy Hacking Keyboard Professional BT 日本語配列/墨 PD-KB620B

Happy Hacking Keyboard Professional BT 日本語配列/墨 PD-KB620B

 

 

もちろんUSB接続のものもある。お値段が少し安くなる。

 

#2020年4月21日追記 旧Realforceや、HHKBを親指シフト用のキーボードとして使う場合は、下記のような、キーキャップ改造用のツールが3800円で発売されている。

kaeuchi.jp

その他の変換キーの大きなN下割れ系キーボード

 クラシックなスタイルの日本語キーボード。M寄りのN下割れではあるが、変換キーの幅が広くとられているものが多く低価格帯で親指シフトキーボードを探すのであれば、候補にあがるラインナップ。

NECのKU-1003は、1000円強で買える。

 

 ペリックス。メンブレンの中ではいいものらしい。価格も安く2000円前後。

 

富士通純正の5000円以下のキーボード。いずれも変換キーが大きくて素晴しい。

 

お金に余裕がありキータッチ重視で、キーの位置がRealfoceと同じでいいというのなら、リベルタッチという選択肢もある。メンブレン方式の一種らしいが、all35荷重という特殊なもので、Realforceよりも良いというひともいるらしい。

ただまあ、FMV-KB232も同じ入力方式を採用しているので、親指シフト目的でこれを買うなら、価格を考えても似たようなものなので、もう素直にFMV-KB232を買ったらいいんじゃないかという気がしなくもないが、orz配列の人はこれでもいいだろう。

 

また、すでに廃盤だが、FKB89Jなどは変換キーの大きなN下割れキーボードだった。

 

<ノートPCの親指シフトキーボード>

下記のお店で取り扱っていらっしゃる様子。

https://access-fs.com/oasys/FMCNXKB.html

 

ただ、macとかだと、どうしようもないので、orzレイアウトとかをつかうしかない。

www.orz-layout.com

 

基本的には、N下割れのキーボードを探すかK380とかHHKBのようなものを一緒に持ち歩いて使うかだろう。

 

<特殊キーボードでの事例>

シリコンキーボード、左右分割タイプ、エルゴノミクスキーボードなど人によって好みが大きく分かれるものをとりあげる。

 

シリコンキーボード

Bに近いN下割れで、変換キーの幅も十分で、位置自体はとてもよい。静音性と携帯性も群を抜いて素晴らしい。

しかし、大変残念なことにキー荷重がおそろしく重い。小指での作業はめちゃくちゃ疲れる、苦行である。ネタ枠。

サンワダイレクト 洗えるシリコンキーボード 防水 静音 ケーブル巻き取り Windows専用 ブラック 400-SKB013BK

サンワダイレクト 洗えるシリコンキーボード 防水 静音 ケーブル巻き取り Windows専用 ブラック 400-SKB013BK

 

 

超省スペースキーボード

B下割れではあるのだが、英語配列の変態キーボード。 親指シフトキーボードとしては通常ではまず使えないはず。キーのリマップ次第では使えるのかもしれないが、よくわからない。あと、そとのほうのキーもいくつか削らけているので独自配列作って対応するしかないかもしれない。

VORTEX CORE メカニカルミニキーボード 英語US配列 47キー Cherry MX クリア軸 VTG47CLRBEG

VORTEX CORE メカニカルミニキーボード 英語US配列 47キー Cherry MX クリア軸 VTG47CLRBEG

 

 

 

 右左分割系 MiSTEL

 右左分割系のキーボードだと、下記のキーボードの日本語配列については、amazonレビューに親指シフターを名乗る方が書き込んでいらっしゃる。カーソルキーがないなど、やや特殊だが、候補には上がりそう。設定の仕方が難しそう?ただ、それにしてもBAROCCOは、プレミア価格になっていてとても買えそうにない。

 左右分割系については、自作沼のキーボードはそういうものが多い。

 

Kinesis Freestyle Pro

 メカニカルキーボードで、Kinesis Freestyle Proとかになると、2万円も超える。キーのリマップがちゃんとできれば、アリだとは思うが、設定がきちんとできるのかどうかは、利用者のリテラシー次第だろう。

 

エルゴノミクスキーボード

エルゴノミクスキーボードなども、Bの下で割れているには割れているものは多いが、大半のものは設定がやや面倒だと思われる。

設定方法については、こちらのブログが参考になりそう。chgkeyで左スペースと、右スペースを別々に設定可能にする方法があるらしい

ただし、こういうキーボードになると運指も特殊になるので親指シフトに向いていると断言している人は見つからないが、時間のある人は試してみるのもいいのかもしれない。 

 

サンワサプライ メンブレン SKB-ERG5BK

なお、下記のメンブレンキーボードは安いですが…

 

 

 

<改造/自作キーボード沼>

改造沼 

親指シフト向けにキーボードを改造しまくっている方がいらっしゃる。

http://mstart.private.coocan.jp/dream/

 

例えば、Filcoのメカニカルキーボードをどうにかして親指シフト用にしたいという方が、自作の外付け左シフト/右シフトキーを作って親指シフト環境を実装されている。

http://mstart.private.coocan.jp/dream/sisaku1.html

 

Happy Hacking Keyboardを強引に親指シフト化しようという改造をやってらっしゃる方

https://blog.goo.ne.jp/hiro256/e/4ba537a69a26028b4638f5bfd2418678

https://scrapbox.io/shiology/02778-120620_%E6%84%9F%E5%8B%95%E3%81%AE%E8%A6%AA%E6%8C%87%E3%82%B7%E3%83%95%E3%83%88%E5%8C%96%E3%82%AD%E3%83%83%E3%83%88

 

Real forceの親指シフト化改造

https://blog.goo.ne.jp/hiro256/e/14f3af8e06e5df362781363f8d52dc47

http://hieroglyphe.blog47.fc2.com/blog-entry-67.html

 

自作キーボード沼 

正直、自作キーボードまわりの知識がないと何のことやらさっぱりわからないので、こういうのをやりたければ自作キーボードという森に入っていくしかないのだろう。

 

 自作キーボードだと、下記のMint60、Treadstone48あたりは、まだ取っ付きやすそう。

eucalyn.shop

marksard.booth.pm

 

Hidi Boardmasterさんによる親指シフト向けの自作キーボード

www.youtube.com

 

 <販売が終了したB下割れ/B寄りのN下割れキーボード>

また、過去のキーボードをメルカリや、ヤフオクで捜してもいいかもしれない。

 

下記、ブログで紹介されている

BUFFALOのBKBU-J109シリーズ

http://blog.livedoor.jp/kappahonpo/archives/3569119.html

 

リュウド 折りたたみコンパクトUSBキーボード Rboard for Keitai RBK-500U

https://www.amazon.co.jp/dp/B0017I3CQI/

 

ACRYLUX KB009U-B/W

http://www.enermaxjapan.com/Acrylux-Wired_top/KB009U_top.html

 

下記ページにはかなり大量に掲載されている

http://neklonomikon.la.coocan.jp/oashift.htm#jiskey

 

<評価基準>

  • 価格:言うまでもなく安いほうがよい:価格と性能のトレードオフを考えるなら、オウルテックのCherry赤軸N下割れか、kailh等の青軸あたりかと思う。HHKB Lite2という手もなくはない。
  • B下割れにどれだけ近いか(N下割れを含む):これが最大の問題だと考えるなら迷わず富士通の純正品を買うべき。FMV-KB232とか。
  • 変換キーに十分な横幅があるか:右シフトの辛さが変わる。安いキーボードだとこれが狭いものが多く単に変換キーがB下、N下にあればいいというわけではない。
  • キーキャップの形:カーブド構造やステップスカルプチャー構造かどうかということ。同手下段を打つときの辛さが大きく変わる。Realforceなどの高級キーボードや、富士通の純正品ならだいたいキチンとしてる印象である(自作キーボード界隈で言うと、SA形状の高いキーキャップをはめるということになるだろう)
  • キー荷重が軽いか:この話になると、Realforce all30gが最強。あとは、自作キーボード沼にはまって自分でキースイッチを改造して20gとか15gとかを作るしかない。

 

 <暫定の印象まとめ>

自分でぜんぶ試したわけではないので、あくまで印象の範囲。ご参考程度に。

  • 3万円強ぐらいまで出してもいいという人にとっては安牌なのは、おそらくFMV KB232だろう。
  • 1万円強~3万円弱ぐらいまでだと意見が割れている印象。順当に、Thumb Touchを買えばいいという説もあれば、代替キーボードとして筆頭に上がる 1世代前のRealforce(できればall 30g)や、日本語配列のHHKB Proという判断もアリか。
  • 1万円弱:チェリーのメカニカルキーボードを採用したもので、それなりに親指シフトに使えそうなものがオウルテックから出ている。1万円以下なら、これが一番いいのではないかと思う。
  • 5000円以下:やや評価は割れており、そこまでオススメはしないが、eee-lifeの親指シフト向けキーボードが最初の候補に上がるだろうか。
  • あと、お金にも時間にも余裕があり、電子工作やファームウェアの設定などもできるなら自作キーボードでmint60あたりにトライしてみるのが手だろうか